2015年6月/府中教育通信

2015年6月

「できない理由」を今のうちに明確にしよう

一般的なことですが、成績不振の生徒は「できない理由」を作り、それがいつの間にか「やらなくていい理由」になってしまっていることが多いです。

例えば、夏休み中は1日10ページ問題集を進めることにしたとしましょう。初日は好調に進めたとしても、例えば分からない問題が出てきたり、部活が延長して勉強時間が減ってしまったり、体調を崩したりで、だんだん予定通りに進まなくなっていきます。そうするとモチベーションを失い始め計画倒れになるのです。

その原因は何か。それは「予想外のこと」が起こってしまうから計画的に物事が進まないのです。計画を立てるのがうまい生徒は「予備日」を設けたり、前倒しで進むようにして「計画よりも遅れる」事が無いようにしています。しかし計画倒れになるようなスケジュールを作ってしまう生徒は、「予想外」の基準が低く、体調を崩すことや、友達と遊びに行くことすら「予想外」でそんな些細な「イベント」で計画が決定的に遅れてしまうのです。

ですので夏休みの計画を立てるときはそういった「予想外のこと」をどれだけ折り込めるかが肝になります。また、「もしもこの計画が達成できないとすれば、どのような理由が考えられるか」も盛り込んでおきましょう。

「予想外のことを盛り込む」とは、1日当たりの勉強量をあまり見込み過ぎないことです。自分の力の70%くらいで組むようにしましょう。時間が余ったら、明日の分も少しやっておくと、心に余裕が出ます。

「できない理由を考えておく」とは、もちろんみんな人間ですから、いまいち気分が乗らない日とか、部活の試合が予想以上に勝ち進んで勉強時間が取れない、とかもあるでしょう。そういったことは、今のうちに書き出し、そのようなことが起こったらどうするのか、考えておきましょう。

こうしたことは、旅行に例えるなら、スケジュールは組みますね。でも時間はあまりキツキツにはしないですよね。観光名所に行くにしても、そこが屋外なのか、建物内なのかによって、持って行くものは変わってくるでしょう。天気予報をチェックして、計画や持ち物の微調整もするでしょう。

でも、多くの生徒は、スケジュール組んでね。というと、自分の力の120%で組もうとします。予備日も取らなかったりします。これでは計画倒れは目に見えています。長い夏休み、有効に過ごすために、まずは一緒に計画を立てましょう。

 

夏期講習、何をするべきか(中高一貫校)

府中は立地的に中高一貫校に通われる生徒もいます。そういう私も中高一貫の大学付属出身です。ココの難しいところは、「高校入試」「大学入試」というものがないので、模試などをうけないでいるために、生徒の実力が把握しづらく、また、決まったメンバーで進級していくので、上位陣、下位陣が固定しやすいということ。また、他の公立校と違ったカリキュラムをする事が多いので、いわゆる「チェーンの塾」では対応しきれないことが多く、塾での授業がお茶を濁したような授業となることが多いです。

大切なのは中高一貫校の生徒は、夏休みの間は「何をするのか、何ができるようにするのか」を明確にすることです。他大学受験の準備をするのか、内申を上げ内部進学を有利にするのか、苦手科目を徹底的に克服するのか。それぞれの目標に対して、さまざまな対策が考えられます。

また、中高一貫校は部活が盛んな学校が多いので、スケジュールに融通が利く塾がいいですね。

受験にとらわれず、のびのびと学校生活が送れるのが良いところではありますが、それは勉強にしっかりついて行けての話です。勉強でおいて行かれると、受験がないことが仇になってしまうこともあります。勉強はついていかなければならないものなので、効率的に集中的に勉強をして、充実した学校生活を送りましょう。

 

夏期講習、何をするべきか(受験生以外)

 言うべきことでもないとは思いますが、来年の2月に受験を控えていない生徒にとっても、夏休み、夏期講習はとても重要です。3年生の夏休みになれば、嫌でも鞭が入ります。効率的か非効率的かは別にして、みんな勉強時間が増える。保護者からのプレッシャーもハンパないでしょう。つまり、みんな走り出すのです。みんなが走り出した時、あなたも一緒のタイミングで走り出しても、相対的な成績、偏差値は変わらないことになります。ですので、そんな時、偏差値を上げようと思うのなら、あなたはダッシュしなければなりません。

 もちろん、集中力や体力には個人差があります。「夏まで体育会系でバリバリやっていました」という男子なら、心臓のつよさで一気に成績を伸ばす生徒もいますが、そういう生徒はまれです。コツコツ型の女子でも本人の第一志望校に合格する生徒は多々いますが、そういう生徒は卒業間際に必ず「もう1年早く入塾すればよかった」と言います。つまり、入塾当初の目標をクリアーしても、自分では追い込みきれなかったと後悔することが多いのです。せっかく第一志望校に合格したのに、残念がるとは何ともやりきれない気もしますが、「自分の力はこんなものではない」と感じたのであれば、それもまた今後の糧となると思います。

 結局、「受験勉強は自分でスタートを切るしかない」ということです。どうせスタートを切らなくてはいけないなら、もちろんそれは早い方がいい。スタートのタイミングが遅ければ遅いほど、スピードを速めなければいけないし、何らかのトラブルがあればその分を取り戻すのも大変です。

 加えて多くの生徒は「何を勉強すればいいのか分からない」という迷いも生じます。高校生なら受験科目を決めることから始めなくてはいけないのですが、英語は絶対にはずせません。英語は早い段階で仕掛け、得意科目にしましょう。間違っても足を引っ張ることの無いように。中学生も同じく英語は力が落ちにくいので今のうちにやっておきたいです。数学も積み上げモノなので、早いうちにしかけておきたいです。中学生にとっては内申もとても大切なので、今のうちから内申を意識しつつ、苦手科目はできる限り早くつぶしましょう。

 その勉強内容もほっとくと自分の好きなものからしかやらないので、苦手科目をなるべく効率的にマスターするためには、塾の力を借りるしかない面もあります。ニガテなものをどのようにして克服するのか。いつ克服するのか。私はなるべく早い方がいいと思います。時間のたっぷりとある夏休みは計画的に勉強をして、実りの多いものにしましょう。

夏期講習、何をするべきか

 府中個別学習会では、現在、期末試験対策授業の真っ最中です。府中一中は先週試験は終わりましたが、今週は浅間中・一部私立校。来週は公立高校、再来週まで私立校の期末試験があり、とりあえず、自分は45日間お休みがないことが確定しています。日曜日を含めです。日曜日は日曜日で特別授業を行い、午後はマルマル意欲的な生徒を相手に、徹底的に授業を行っています。6時間、ノンストップで行いますが、生徒も喰らいついてきますので、私も負けるわけにはいきません。それで生徒たちが目標をクリアーしてくれれば、疲れは吹っ飛びますので、体力的にも全然問題ありません。講師たちも希望シフト以上は働かせていないので、授業のクォリティーは下がっていませんので、ご心配なく。

 

 さて、期末試験が終われば夏休みです。受験生にとってはひとつも休みではありませんが、志望校合格へ大切な期間です。その大切な期間、どのような勉強をどのように行うかで、得られる結果は大きく違います。

 例えばある高校の先生は数学がニガテな生徒に青チャートをとにかく勧めていました。生徒は先生の言われるがまま、青チャートをしていましたが、私から見て明らかにレベルがあっていない。思い切って青チャートを取り上げ、もっと基礎的な教材を完璧にし、その生徒は国立医学部に合格しました。英語と国語がもともと強かった面はありますが、そのまま青チャートをしていたらと思うとゾッとします。

 高校入試でも同じようなことが言えます。とにかく生徒のレベルにあっていない宿題を出しまくる塾。教室だとわかっているのに、家で宿題をすると分からなくなっている。本当に理解し、自分でできるようになるまでは時間がかかります。

 中学入試では問題演習に力を入れる塾が多いようです。有名私立の問題をとにかく解かせられます。でも、入試の傾向を無視して、過去問を解いても効果は限定的です。問題は難しければいいというものではなく志望校の傾向や、本人の弱点を補強するような形が必要と思います。

 

総じて、この時期の受験生に共通することは、「ホントに基礎はできているの?」ということです。学年トップレベルの中学三年生でも英語で「TO不定詞の3用法」がキチンと答えられないことはザラにあります。

まずは「基礎固め」それから「志望校に沿った対策」最終段階では「バランス重視の追い込み」となります。もちろんごく少数ですが「基礎は完璧」という生徒もいます。そういった生徒に対応するのも個別の強みです。

最終段階では、塾での授業を通じ、「勉強の仕方」をマスターする。結果、社会や理科の暗記モノは、授業でせずとも自分でできるようになる。そして自信を深めれば英語や数学といったものも独学できるようになります。自分でやって、どうしても分からないモノだけ塾で聞くような生徒を作ることが、当塾の最終目標です。

講習ページ更新しました

夏期講習の告知をアップしました。興味がございましたら、確認お願いします。公立中学を基準とした期間としておりますので、私立に通っている皆さんには少々不便を感じることもあるかもしれませんが、よろしくお願いします。

また、一度スケジュールを提出した後でも、ご都合が悪くなりましたら、変更することもできます。これは通常授業と変わらずです。

夏期講習は、時間にして約1000時間あります。こう聞くと「結構あるなぁ、遊ぶ時間も十分取れそうだ」と感じる生徒も多々います。決して私は「遊んでいる時間などない、すべて勉強に費やせ」とは言いません。しかし、「全て計画的に行いなさい」とは言います。

1000時間あるといっても、確かにボリュームとしてはかなりあると感じるかもしれません。しかし、それは絶対的に有限のものです。ダラダラ過ごしていたら、一瞬で使い切ってしまうものです。勉強は勉強で効率よく塾で行い、遊んだり、リラックスしたりするのはご家庭でするという棲み分けを私はお勧めします。

受験生にとってはほぼ最後の逆転のチャンスとなります。正直迷っている時間ももったいないです。もしも、勉強の仕方も分からないのなら、教室見学に来てください。何かしらのヒントはつかめるはずです。

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【高校生】:
大妻女子高校、明星高校、都立府中高校、都立杉並高校、帝京八王子高校、 昭和第一高校、国士館高校、日大明誠高校、駿台学園高校

【中学生】:
府中第二中学、府中第四中学、府中第六中学3名、府中第八中学、府中浅間中学 桐朋女子、明星中学

【小学生】:
府中第四小学校、府中第六小学校、府中第十小学校

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目指せ!逆転!