2015年12月/府中教育通信

2015年12月

冬期講習何をするべきか 一般生編

 受験生は冬期講習、何をするかは結構はっきりしているのですが、一般生(受験生以外)は何をするべきなのでしょうか。私自身、埼玉県の集団塾で講師をしていた時は、明らかに受験生に力を入れすぎて、一般生は漠然と冬期講習教材をしていただけのように記憶しており、反省しきりです。当たり前のことですが、一般生も冬期講習もを有効的に使えば、その後の成績の伸びはかなり変わってきます。

 中学生は主に

①予習を中心とする場合

②復習を中心とする場合

③受験を意識する場合

 があります。

 ①の予習を意識しなければならない生徒がほとんどですが、府中一中、中学二年生の数学を例にとってみると、3学期、数学の未習ページは約45ページあります。しかしこれは「発展的な内容」は入っておらず、その発展的内容のページはさらに35ページあります。ちなみに二学期期末試験の範囲は40ページです。二学期中間から期末試験までの授業日数が29日、3学期の授業日数が32日であることを考えれば、かなりギリな数字ですが、インフルエンザでどっかのクラスが閉鎖になったら、一気にピンチでしょう。なので、3学期の授業は「超特急」で行われると考えていいと思います。

 府中一中はまだしっかりやっているほうで、浅間中や四中はあと100ページあります。どうするのかなぁ。

 ②の復習中心の生徒は明らかに今までの学習範囲で積み残しがあり、それを回収しないことには今後の授業に支障が出る場合に提案します。この場合は冬期講習と春期講習をセットで考え、次学年のスタートをしっかり切ることが目標です。かといって三学期もしっかり評定を取らないといけないので、「期末試験対策」もやり切ります。

 ③の受験を意識する生徒はかなり上位の生徒で、かつウチの教室に1年以上通っている生徒中心です。この生徒たちは意識も高く、志望の高校も具体的です。なので、英語長文や、国語の問題演習、作文など、学校が止まっていないとなかなか手を出せない内容を行っていき、都立自校作成校や私立最上位校を狙います。生徒自身もやる気になっているので、最高の成果を出していきたいと思います。

 中学受験生や高校生たちも同じような感じです。特に「国語」は「成績が上がりづらく下がりづらい」特殊な科目なので、冬休みみたいな「じっくり取り組む」時間が取れるときでないとなかなか効果が出ない傾向があります。受験生になるとどうしても、暗記モノに追い回され、国語のように成果の上がりづらいものは後回しになってしまいます。今のうちに国語は仕掛けて、成績を上げておけば、受験学年の時は少しは気が楽になると思います。

 

冬期講習何をするべきか 受験生編

 冬期講習は何をするべきでしょうか?こんな質問をよく受けます。ウチの教室はいわゆる「コース売り」はしていないので、生徒一人ひとりと向き合い、少しでもゴールに近づくようにスケジュールをたてます。

 冬期講習にやることは、冬期講習前にどのくらいの成績なのか、志望校に対してA判定なのか、C判定以下なのかでも変わってきますし、不得意分野がどこにあるのかでも変わってきます。

 中学生の場合、多くの生徒は「過去問」に没頭することが多いですが、ウチの教室では過去問に入る前に「総まとめ教材」を行います。各科目80ページくらいで、教科書レベルです。早い生徒では1週間ほどでガッとやってしまいますが、復習が不十分な生徒はなかなか進みません。計算ミスが多かったり、覚えていない単語が多かったりします。こういった生徒は、一度覚悟を決めて、本格的な総復習をすることを勧めます。年明けから考えると都立高校入試までは約50日。総復習するにはギリギリのタイミングです。もちろん学習範囲は頻出範囲に限りますし、得点にしやすい範囲を得点するという鉄則は守ります。集団塾の場合、「都立校対策」と称して難しめの問題をガンガンやり、不安を煽りつつ居残りなどをさせる場合が多いようです。でも、生徒の力にあった問題をしないと意味ないですし、生徒の苦手な範囲をしないと学習効果は上がりません

 高校生の場合もやはり「過去問演習」が中心となります。大学入試の場合はさすがに入試科目が選べる分、復習が徹底的に足りないということはありませんが、範囲によっては要補強の場合があります。この「要補強」も集団塾や映像学習では無理な面があります。

 中学入試の場合も大きな流れは変わりませんが、入試問題は学校によってかなりレベル差がありますし、合格最低点も違います。出題傾向もかなりはっきりしている場合が多いので、そこは注意が必要です。特に上位校では、合格最低点が50%を切るなんて年もありますから、「やっべ~全然わからないや」と思っていても、取れる問題で取りきれば何とかなるものです。そこで重要なのは「選球眼」ですね。「ボール球・難解な問題」には手を出さず、「クサい球」にはカットして、(1)だけでもとってくる。「失投・やさしめな問題」にはフルスイング・完答を目指す。といった具合です。その見極めが難しく、今の時期で鍛えるしかありません。

 でもすべての受験生はもう「無理はしない」ことも大切です。勝負事は「心技体」の戦いです。いくら知識を詰め込んでも、体調が不十分で、力が発揮できないのでは悔やんでも悔やみきれません。ましてやインフルエンザの流行る季節です。「年末年始合宿」なんてもってのほかです。早めに「朝型」に切り替えて、早朝、お散歩しながらセンター試験や高校入試のリスニングをしていたほうがいいですよ。

期末テスト結果報告

 だいぶ遅れてしまいましたが、今回の期末試験の結果です。高校は期末試験真っ最中ですが、公立中学の分です。

 結果は、1名を除いて全員主要5科目合計点を上げることができました。その一名も、中間468点から期末454点に推移したものの、今回「数学を上げる」という目標を掲げ、その数学は今回100点だったので、最低限のことはクリーアーしました。

 主要5科目で中学三年生で114点上がった生徒もいますし、中学2年生で80点上がった生徒もいます。平均で35.8点上がりました。

 各自、目標を決め、スケジュールを立て、キチンの進捗をしていけば、自然を点数は取れるようになります。当たり前のことを当たり前にやる。これが実は一番難しいのだけれど。

冬期講習生募集開始

 期末試験も終わり、中学三年生にとっては本格的な受験勉強が始まっています。ウチの生徒達も、期末試験の終わったその日から、総復習をはじめ、冬休みの前には過去問演習をやり、やりつつ苦手単元の補強をし、合間を縫って私立対策という、大忙しな日々を送ることになります。

 中学入試組も、大学入試組も同じように、過去問をやりつつ、その中でも間違えてしまった単元の補強という意味では変わりません。

 ここで重要なのは、自分の弱点は何なのかを正確に見抜くこと、そしてその単元は自分の志望校では、「頻出」なのか「たまに出る」なのか「過去3年間出ていない」のかを考えることです。

 

 冬期講習のみの受講を考え、塾を探している方は一度ご来塾ください。

「英語の長文対策のみやりたい」とか

「小論文対策をやってほしい」とか

「理科だけ総復習したい」などの、ピンポイント対策も対応できます。よろしくお願いします。

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