2016年7月/府中教育通信

2016年7月

夏期講習のお知らせ

 当塾でも18日(祝)から夏期講習が始まります。当塾に現在通っている生徒は「プレ夏期講習」として、夏期講習用のテキストをバリバリ解いています。中学三年生の定期テスト90点オーバーの生徒でも中学1年生の数学の問題も結構間違えます。要は忘れちゃっているんですね。でも、別にそれは構いません。それに気付ければ。「イチから理解しなおす」のではなく「思いだす」の作業なので、そんなに時間はかかりません。ただ「忘れてるじゃん」と気付くことが大切なんです。「こりゃあ、もう一回復習だ」と行動を起こすことが大切です。

 夏期講習のようなたくさん時間があるとき「個別指導」で勉強することは価値あると思います。確かに「集団授業」での復習も効果はあると思います。でも、苦手なポイントはそれぞれです。数学を重点的にやりたい生徒。数学でも図形が壊滅的な生徒。よくよくノートを見たら、筆算の仕方に問題があった。とか。公式をそもそも覚えていない。とか。同じバツでも、不正解の仕方ってそれぞれ特徴があり、それをきちんと先生側が理解し、的を射た教え方をしないと、全く効果はありません。集団授業で先生がノートまでチェックすることは、不可能ではないでしょうか。

 「個別指導」なら、成績を上げたい科目・単元で勉強することができます。

 しかも、今年は9時~21時で開校することになりました。これは部活を一生懸命やる生徒が今年は多くいて、その子たちが「勉強したいです」と言ってきたので、私も限界に挑戦することになりました。今までの夏期講習は18時過ぎにはカギを閉めていたのですが、今年はプラス3時間です。ですので、「部活頑張っているけど、夏期講習だけ夜に勉強できるところないかな」と探している人、ぜひお電話お待ちしています。今からでも夏期講習に申し込むことはできます。

 私も限界に挑戦。生徒も限界に挑戦。そんな夏になりそうです。

夏期講習何をするべきか(中学1・2年高校1・2年編)

 夏期講習?とりあえず部活でしょ。受験?まだまだ先だよね。今を楽しむぜ。そんな声が聞こえてきそうです。

 受験の難しいところは「スタート」の合図がないところです。「受験勉強っていつから始めればいいんですか?」という質問があったりしますが、その答えとしては「あなたが受験を意識したとき、それが受験勉強のスタートです」という哲学的なものになってしまいます。今やっているすべての勉強が、実は受験に結びついています。

 例えば偏差値60くらいの大学に合格するために必要な勉強時間は3000時間くらいだと思っています。とある個別指導塾の調査では高校三年間の勉強時間だけでマーチクラスに合格した生徒は2190時間、日東駒専クラスで1840時間の勉強時間だったという調査もあるくらいです。一日あたりで1時間近い差があるわけです。そこに定期テストの勉強時間を加えると大体3000時間くらいになると思います。でもこれを高校二年生の段階からやっていたら、こんなに詰め込まなくていい、もしくはもっと上を目指せるのではと思います。

 運動部で一生懸命やっていた生徒は体力がありますし、現状打破能力といいますか「とりあえず頑張る、やるしかねぇ」みたいな若干ふわっとしたモチベーションでも頑張れたりする傾向があります。頭の切り替えも早いし、やると決めたことは何が何でもやってきます。

 ただ、そうやって受験勉強を半年間頑張った生徒でもなかなか「めでたし、めでたし」にはならないんですよね。過去に「半年頑張って明治大学なら、1年頑張ったら早稲田入れたかな」とつぶやいた生徒もいます。「そうかもね。第一志望に受かって悔しいなら、大学でも頑張って巻き返しなさい」というのが精一杯です。人生に「たら、れば」はないので、今考えうる最高の一手を打つしかないんです。

 「部活と勉強の両立できるかわからないから、今は部活を頑張る」でもいいでしょう。「受験はまだまだ先の話」それでも構いません。でも、あなたの「受験日」は決まっています。それまでにどれだけ準備できたかで、合格できる学校は決まります。であれば「なるべく早くスタートを切る。できる限りリードを取っておく」というのは自然な流れだと思います。

 くれぐれも逃げ出すこと、現実から目を背けることはないように。

夏期講習何をするべきか(中学受験編)

 夏期講習のCMをたくさん見るけど、結局どこが一番合っているのだろう。そんな風に迷っているくらいなら、とりあえず体験授業だけでもいかがでしょう?

 高校受験・大学受験に比べて、中学受験は受験内容に未習内容が多いので、夏期講習の過ごし方が大切になります。専用のテキストを進める生徒もいれば、過去問をどんどん解いていく生徒もいますし、受験する学校によってはスピードアップも必要になるケースもあります。

 また、国語でも「物語文」が必ず出てくるので、この攻略もかなり難易度が高いです。高校受験では「道徳的・常識的な」選択肢が正解なことが多く、「問題文を読まなくても正解がわかる」と豪語する先生もいるくらいです。もちろん私はその考え方には反対で、「きちんと問題文を読みこなして、選択肢を見る、考える」の手法は崩したくないですし、そんな解き方では高校のトップ校には全く通用しないし、大学受験まで考えてもあまり得策とは言えません。高校受験にしか通用しない方法で高校受験をクリーアーしてもあまり意味はないと思います。

 話がそれましたが、中学入試の国語はある意味センター試験よりも難しい面があります。センター試験は「本文に書かれていないことは選んではいけない」という鉄則があります。でも中学入試では、「感情移入して考える」ことを求める面があります。ある意味「より道徳的」な問題であり、「人間性を見る」という言葉でも表せることができるかもしれません。中学のトップ校は本文も長いですし、「80字以内で書け」なんて問題もあります。地道な勉強が必要で、そのためには夏期講習を活用しなくてはいけません。

 とにもかくにも、中学受験は「志望校によっても勉強内容が異なる」し「現在の弱点補強も必要」ですし、「時間のかかる勉強(作文・算数文章題・図形・理社の総復習)もやらなくてはならない」ととにかくスケジュールはタイトになりがちです。でも「生徒がパンクしたら元も子もなくなる」という大原則は外してはいけません。やはりこういった意味でも、生徒一人ひとりに向き合い、最大限の効果をあげられるところを探しましょう。

夏期講習何をするべきか(高校受験編)

 決戦の夏っていうけど何すりゃいいんだ?

隣のアイツは塾に通い始めたらしい。なんだかみんな難しそうな問題集を広げている。本屋には問題集がたくさん売っているけど、どれが効果的なんだ?

こういった風に、気ばっかり焦っていませんか?こうなってしまったら、とりあえず行動することが先決ですね。

高校受験の場合は、受験できる高校の数に限りがあります。受験日がかなりかぶっていて、物理的に都立はもちろん1校、私立は多くて3校しか受けられません。なので、内申を上げつつ、筆記(本番)の力を身に着けることが大切となります。

とはいえ、都立の自校作成校以外の入試問題は「日本でいちばんやさしい公立校入試」であることは間違いないです。「二番手校以下の合否を判断すればいい」という意識の入試ははっきり言って教科書レベルの問題ですし、加えて「マークシート」の問題スタイルはさらに問題の易化に拍車をかけました。

ですので、高校入試を突破するためには「間違いなく解ける問題を一つでも多くする(広く浅く)」ことですし、「くだらない間違いをしない(ケアミスをゼロにする)」ことです。当たり前のことですが、徹底するのは大変です。

ではどのような勉強方法が有効なのか。

トップ高校(都立であれば自校作成校、私立であれば付属)以外であれば、問題自体は教科書レベルです。必要以上に難しい問題に手を出す必要はありません。定期テストで80点に届かなかった科目は、問題集を1年生からやり直しましょう(結構ミスしますし、忘れている内容も多いです)。80点以上だった科目は中学3年間まとめの薄めの問題集をしつつ(3年2学期・3学期の内容は先取りしましょう)過去問をやり、自分の苦手分野を洗い出し、弱点強化をしましょう。高校受験は弱点の少ないほうが有利です。

あとはケアミスをどれだけ減らせるかです。くれぐれもエラーをしてヘラヘラ笑っていることのない様に。その一つのミスが命取りです。きっちりと「どこで・何を・なぜ・どのように」ミスったのか反省してください。数学の文章題だったら、文章を読み間違えたのか、公式を勘違いしたのか、計算ミスしたのか、質問を違うものを答えてしまったのか。ただ「あっ、間違えちゃった~」で済ませるのではなく、「同じミスは二度としない。そのための対策は・・・」と考えられるように。そういった指導のできる塾を探すべきだと思います。

入試までの時間は限られています。この時間を効果的に使い、第一志望校に合格しましょう。

夏期講習何をするべきか(大学受験編)

 「決戦の夏」とはいうものの何すりゃいいんだ?

と気ばっかり焦っていませんか?周りのみんなは勉強を始めているようだ。塾にも通っているらしい。スタートでも出遅れた。

こんな風にネガティブになっていても、意味がありません。第一、ほかのだれかと比べてどうすんですか?

ここは「大学受験日に合格最低点をクリアーする」と意識を変えてください。そりゃスタートダッシュを決められれば、多少は有利です。初回に先制点を取れれば、だいぶ気持ち的に楽です。でも、勝負は相手よりも1点でも多くとって、ゲームを終わらせることが大切なんです。

だから、スケジュールをきちんと組んで、夏休みに臨んでください。

夏休みは「総復習」の時間です。気分転換で「第一志望の過去問」を解くのはいいですが、あまり点数は気にしないように。まだまだ本番は半年後です。でも、どこで失点したのか、どこが弱いのかは意識してください。

夏休みに失敗しやすいのは「背伸びをした勉強をしてしまう」ことです。気ばっかり焦って必要以上に難しい問題に手を出し、自信を無くしてしまったり、解説を見てわかったつもりになったり、難しい問題をやっている自分に満足してしまったり、こういったことは意味のないことです。

自分の実力にあった問題をコツコツ解いて、自分の守備範囲を広げましょう。

では「守備範囲を広げる」ためにはどのようなことをしたらいいのでしょう。それは、野球で言えば「あと3センチのノック」を受けることです。「絶対に間に合わない打球」では、本気で野手は追いません。「正面のイージーな打球」では練習になりません。「あと3センチの届くか届かないか」の打球がいい練習になるのです。

ですので、生徒一人一人の実力を見極め、その生徒にあった勉強をし続けられるような環境を提供していきたいと思います。

 

練習って恐ろしいほど地味

  BS放送とかで、最近はプロ野球のキャンプを生中継するようになりましたが、なかなかオリジナルな練習があるわけでもなく、ひたすら投げ込みとかノックとかシートバッティングとか。たまにある紅白戦は別として、基本地味だし、昔ながらの練習を淡々とこなしているようにも見えます。もちろん個々に課題があり、それを意識しながらやっていることは間違いないのですが。

 勉強だって同じです。数学ははじめは「例題の真似をして」解かなくちゃいけないし、英語だって「単語や構文の暗記」、国語だって「漢字」が書けなければ話になりません。もう、勉強の8割は暗記なんです。暗記っていうのは地味なものだし、根気が必要だし、時間もかかるんです。

 もしも「効率よく勉強ができる」なんてことをうたい文句にしているところがあれば、そんなの嘘です。それは「できるようになった気にさせてくれる」だけで、真に危険な状態です。例えるなら「アクション映画を見た帰り道は自分が強くなった気になっている」状態でしょうか。映画を見た直後は興奮状態ですが、冷静になれば「自分が普通の人間」ということはいやでも分かるし、映画の中のヒーローも陰では結構地味な特訓をしていたりします。

 まとめると、「勉強っていうのはやったもん勝ちで、その内容は結構地味。つまり特別な才能は必要ない」ということです。どれだけ根気よく、時間をかけるかが勝負の分かれ目ですよ。

「ふわっと」問題を解くな

 最近の若い人の悪い癖でしょうか。「なんでそうなるの?」とか質問を先生にして「喰いついてこない」ようになってしまったと感じます。自分の中で「これ以上質問したら失礼かな?」と勝手に判断してしまい、自分が納得いくまで質問しないし、考えないんですね。まぁ「最近の若い人」と括るほうが失礼なのかもしれませんが。

 数学にしても英語にしても国語にしても、なんとなく「ふわっと」解ける、もしくは解けたというのは大変危険です。どうしてこの式が立てられるのか、どうしてこの答えになるのか、文法的に考えるとどうなのか、深く深く考えないと、受験レベルの問題に歯が立ちませんし、また同じようなミスをします。時間は無制限にあるわけではないです。

 プロスポーツ選手はVTRを繰り返し分析して、同じミスをしないようにするのに、どうして勉強に関しては間違えてもヘラヘラしていられるのでしょう。ひょっとしたら「今のミスは運がなかっただけ、次は大丈夫」と全く根拠のない自信があるのでしょうか。

 「ふわっと」問題を解いていたのでは、絶対に次も同じミスをします。どこで・何を・なぜ・どのように間違えたのか、分析しなければいけません。そしてその対策も講じなければいけません。まだ時間のある夏休み中の勉強はぜひ意識してください。

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