2018年1月/府中教育通信

2018年1月

英単語の重要性

 私自身、中学から難関私立に通わせていただき、中学1年生の英語の授業で「仮定法」の単元まで突き進むという、鬼のような授業を当たり前にやってきていたので、塾業界に飛び込んだ時には「なぜこの程度の英語ができないのかわからない」という、指導者にとっては致命的な思考回路でした。

 でも、指導を重ねるに従い、一つの結論に至りました。決定版ではないですが。

 やはり、最後には英単語なのかもしれません。

 

 というのも、英語の指導の段階は、そんなに学校も塾も変わらないと思います。

〇英文法をたたき込む   思いっきりさかのぼって、英文法の総復習を行う。基本的な問題集で最低でも80%以上の正解率。ここをクリアーしないと何やっても無駄なので、早急に問題集を一冊クリアーしましょう。

〇構文や短文で演習    文法的なものは聞かれれば答えられるものの、演習量が少なかったり、単語がわからないため、何をどう答えればいいのかわからない段階。演習はバンバンするので、生徒は英単語を強化しないと、結構な壁に感じる。

〇長文演習     この段階をクリアーすると、長文も内容読解も問題ないが、意外と文法問題や、会話表現、慣用表現で失点することに焦る生徒が多い。これは英単語や、ネクステージなどで強化する。理想としては、長文問題の中で出会ったものをその場で覚えるのが理想だが、時間的に厳しいことが多い。中には国語力で強引に突破する生徒もいる。

本当にざっくり言えば、この3ステップが英語指導の全てともいえます。

全てのステップにおいて、英単語の重要性があります。

長文読解においても、一つの段落でわからない単語が3~4あったら辛いです。

ですので、どの段階においても、その成績を突き抜けるには、意外と単語のストックが大切なんです。

上位私立なら、単語帳はソコソコにして、長文問題演習をガンガンやって長文の中で単語を暗記していくのですが、

今までサボってきたり、そんな授業をやってこなかった生徒たちは、まずは単語帳を暗記して、慣用表現や会話表現を丸暗記するしかないです。

結論としては当たり前のことですが、「当たり前のことを当たり前にやる」のは半端ない覚悟が必要ですよ。

ノートをきちんととってる?

 生徒の成績、実力はノートを見れば、大体見当がつきます。

もちろん、成績がいいのにノートが乱雑な生徒もいますが、こういった生徒は頭の回転に字を書くスピードが付いていかないパターンです。これはかなりの天才肌。

逆にノートがきれいなだけの生徒は、ノートが完成した段階で満足してしまうパターンや、黒板を写すのに一生懸命で、先生の解説に耳を傾けていないこともあります。これは女子に多いです。

ノートを作る意義は、問題を解くプロセスを頭の中で再構築できたり、また、家で復習するときや定期テストの時に振り返ることができたりします。

結果、効率よく勉強できることになります。

 

ノート指導に正解はありません。

書かれているべきことがしっかり書かれていること。

ポイントが思い出せること、一目でわかること(図や表・グラフがあること)。

あまりカラフルでない事(作っただけで満足してしまうから)。

これらのことを本人の実力などに合わせ、アップグレードできるように指導していきます。

これが「自分で勉強できるようになる」第一歩だと思います。

 

確かに小手先のテクニックや、「この問題集だけやってればいいんだ」的な指導の先生は、

「ノート作ったって時間の無駄」という発言をしてしまう方もいます。

でもそれでは「マニュアル通りの行動しかできない」、指示待ち人間を作ってしまいます。

私はそれは嫌です。

私が指導に関わった生徒は、多少時間はかかったとしても、「自分で考え、行動し、検証し、改善できる」大人になってほしいです。

そのために私は、大変でも、一見遠回りでも、ノート指導をし続けます。

受験勉強はいつから始める?

 たまに、こんな質問をうけます。

これは、本当に人それぞれですね。

2年生の夏休みから。

3年生になったとき。

部活を引退したとき。

要は本人がやる気になったときから、が正解のような気もしますし、でも、本人がやる気になるのを待っているのも違う気がします。

 

そもそも、普段の学校の勉強と受験勉強を分けることに疑問があります。

確かに入試の方が範囲も広いし、難易度も高いです。でも、それらはすべて普段の学校の授業をベースにしているものです。

極端な言い方になるかもしれませんが、学校で習っている英語と入試の英語が別物ではありません。

 

ですので、「学校の成績が落ちたら要注意」なわけで、特に英語です。

英語は文系だろうが理系だろうが必ずついてくるもので、しかも「積み重ねと反復」が必要な厄介な科目です。

英語はどうしても時間がかかってしまいます。(理由は後日語ります)

しかし、社会科目や理科科目の点数がどうでもいいかというと、そうでもなくて、なぜなら、こういった科目は基本的に勉強時間イコール点数だからです。

科目の点数が低いということは、計画的な勉強ができていないということであり、その対策が自分でできないのなら、勉強の仕方がわかっていないということです。

これでは受験勉強もおぼつきません。

しっかりと勉強し方と学習計画を見直し、学校の成績が上がれば、自分である程度までは勉強できるようになります。

私がまず目指すのはココです。

そのうえで、生徒だけではどうにもならないものはフォローし、受験までの学習計画を立て、ともに歩んでいければと思います。

新中学1年生のみなさまへ

 あけましておめでとうございます。

といいながら1月も半ばを過ぎようとしていますが、学習塾業界の新年は4月だと思っていますし、年末年始はやはり忙殺されてしまいますので、ページの更新がまちまちなこと、ご容赦ください。

 

 さて、受験生たちは最後の追い込みですが、これから入塾される方もいらっしゃるわけです。

 

 ですので、特に新中一(現小6)の皆様へメッセージです。

 これから入学する中学校に期待や不安はものすごくあると思います。

 せっかく新しい環境で、新しい友達と、新しい先生たちと出会うのですから、しっかりとした準備は必要です。

 特に英語です。英語が本格的にスタートするのは中学からです。多少小学校に移行されたとはいえ、です。

 数学は算数の下地は必要ですし、理科や社会も小学校時代の延長の部分があります。

 でも、英語だけは中学で初めて習うものです。

 特に中学受験経験者に多いのですが、たとえ小学生の時は成績優秀だったにもかかわらず、英語の勉強の仕方がいまいちわからず、英語の成績が伸び悩むことがあります。

 また、その逆もあります。

 であれば、今のうちから英語の準備をして、スムーズに中学の授業に入ってほしい。また、できるなら算数の復習もして、数学の世界にすんなり入ってほしいと思います。

 ごく一部に、

 「中学校に入ったら、部活もあるし忙しくなるから、塾に行くのは落ち着いてからだね」

 というお考えの保護者もいらっしゃいますが、それは逆です。

 「忙しくなるから、効率よく勉強しよう」

 であるべきで、部活のために勉強の時間が少なくなってもやむなし、ではまずいと思います。

 

 せっかくの中学生活です。勉強に部活に学校行事に大いに活躍してほしいと思います。

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