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自分で考えることの大切さ2022.02.13


私はかなりのゲーム好きで、思えば小学4年生のファミコンから今まで、そしてこれからもゲーム好きは変わらないと思います。大切なことはゲームから習ったと思いますし、はっきり言って、野球のルールやサッカーのプレイスタイルの違いも、ゲームから教わった面が大きいです。

そのゲームをプレイしていくうえで、ひとつルールを設けてまして、それは「行き詰っても、2日は検索しない」です。

確かに迷ったらサクッと検索して、どんどん進めたほうが良いという意見もあります。そういうことを言う人は迷っている時間は時間の無駄だということを言っていることが多いです。

確かに検索してクリアーして、面白かったというのもあるでしょう。でも、私としてはそれはゲームを楽しむというよりも「作業」の域だと思うし、試行錯誤こそゲームだと思っています。なぜならゲームであれば何度のトライできますし、人と違う縛りで楽しむこともできるからです。この自由度の高さが「ゼルダの伝説」が評価されるゆえんだと思います。

 

これは勉強にも言えるかもしれません。中には先生が教えてくれるのを待っている生徒もいます。積極的な建設的な質問なら大歓迎ですが、単にフリーズしてても動かず、大人が声をかけてくれるのを待っている生徒がいます。これでは成長しません。

ましてや、集団授業などでは座っているだけでも、時間が来れば授業は終わります。生徒の理解度関係なしにです。

頭の細胞が活発に動くのは、試行錯誤しているときです。問題文を熟読し、図やグラフを書き、補助線を引き、「あーでもない、こーでもない」と考えているときです。「分からないことがあったら何でも聞いてね」は勉強の世界では通用しません。

この教室では、生徒の進捗をノートで確認しつつ、試行錯誤をし尽くした頃を見計らってヒントを出す形になります。そのヒントで一気に解答までの道筋が見えたときに、生徒はアドレナリンがドバドバ出る快感に襲われるでしょう。そうすれば一気に勉強の楽しさに気付くかもしれません。

授業をただ受けるだけ、赤シートでクイズやっているだけ、それではいつまでも受け身の授業です。せっかくの対面なので、攻めの授業態度に切り替えましょう。ドンドン質問して、時間使うべきところには時間使って、理解度を深めて進みましょう。

赤シートがなぜダメなのかは次回で説明します。

 



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