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自由のある学校とは2022.12.17


昨今、「ブラック校則」が問題になっています。

やれ、下着の色指定やら

やれ、不純異性交遊禁止やら

やれ、髪を後ろで束ねてはいけないやら

本当にくだらない校則は多いですが、そうでもしなければ生徒の生活指導ができないと思っているのかもしれないです。

 

以前、とある高学歴芸人が話していたのですが、その二人の通っていた高校の修学旅行の班分けは、班の人数も決まっていないし、他のクラスの生徒と組んでもいいというもので、一人の班も問題ないというものでした。

また、高校中退した芸人の話では、修学旅行直前まで京都への修学旅行には全く行くつもりではなかったが、師匠の命令で急きょ参加することになったものの、すでに男女男女にプラス自分という班で構成されていて、地獄の思いをしたというエピソードもありました。

 

一事が万事、トップクラスの学校と普通の学校ではこのくらい違うと思います。トップクラスの学校は基本、変なことをする生徒もいないので、基本自由です。その自由は先輩たちが築き上げたもので、後輩に手渡さなくてはいけないものという自覚があります。先生方も生徒のことをどこか「大人扱い」してくれます。

一方「普通の学校」では、管理する、指導するの側面が強いと感じます。そうでなければ「ブラック校則」など、問題になるはずがありません。そうなると先生方は「チェックする」時間を取らなくてはいけなくなり、ますます先生方の時間はなくなります。また、先生同士の相互監視もあるので、「A組はできているのに、なぜC組はできないんだ」のような意味不明な発言も見られます。

さて、生徒の皆さん、どちらの学校が楽しい生活を送れるでしょう。また、親御さんはどちらの学校にご子息を預けたいでしょう。ただ、勉強ができるできないで学校を選ぶのもいいですが、どちらがより充実した学校生活を送れるかを想像してください。その方が受験勉強も頑張れると思います。



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