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府中個別学習会での一般的な成績の伸び方2023.01.05


もしも、平均的な中学2年生や高校2年生が今の時期入塾してきたとしたら、まずは国語を徹底的に鍛えたいです。

私が考えるに、一番成績が上げやすいのは、理科と社会です。これらはほぼ勉強時間に比例して成績が上がっていきます。積み上げも必要ありません。奈良時代が全く暗記できていなくても、勉強すれば鎌倉時代のテストは高得点取れます。物理がボロボロでも、化学の成績が良いという可能性はあります。でも深い所ではどの教科もつながっているので、欲を言えばすべての科目を理解してほしいとは思います。

逆に最も成績を上げづらいのは、やはり国語です。そもそも他の塾では「国語はセンス」と片づけ、積極的な授業を行っていない可能性すらあります。でも学校での国語の点数を上げるのは簡単です。これは次回話します。一方、初見の国語長文の問題の解き方は学校では教えてくれず、まさにセンスで戦うことになります。接続詞や代名詞に着目していくなどコツはあるのですが、なかなかそこに気付くことはありません。国語力を重視する府中個別学習会では、まずは国語を勉強して国語力をつけることに注力します。それは、国語はすべての土台であり、国語力がなければ、英語は言うに及ばず、すべての科目で頭打ちになってしまうからです。

英語と数学は積み上げが必要なので、春休みや夏休みで一度は総復習が必要です。もちろん、付け焼刃で次回のテストの点数を挙げることはできます。でも、それでは所詮その場しのぎなので、どこかで限界がきます。料理中に手を切ってしまった新人に対して、バンドエイドを与えるようなもので、キチンと包丁の使い方や、包丁の研ぎ方、作業台の使い方まで教えてあげないと、また次も手を切りますよね。キチンと基礎からやり直さないと、大けがにつながる恐れがあります。

英語は特に「日本語の文法」が分かっていないと「英文法」とリンクできないです。

〇これは私の自転車です。

〇この自転車は私のものです。

この二つの文章の違いをキチンと自分の言葉で説明できるでしょうか。

国語力のベースができれば、勉強の効率化も進み、爆発的に成績が伸びる瞬間がやってきます。「一か月前に受けた模試よりも偏差値が10伸びた」なんてことはザラです。国語力をつけると、脳みその吸収力が上がるイメージです。頭の暗記スペースの穴がふさがり、一回のお水をすくう効率が上がるイメージです。国語力が上がれば、まずその子の説明が分かりやすくなり、親子のコミュニケーションがスムーズになります。国語力を上げ「言葉を獲得する」とはそういうことだと思います。



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