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多くの指導者が欠けている視点2024.03.30


最近指導した国語の問題で「食わず嫌い」の内容の文章がありました。文化の違いでちょっと食べたくないなと思っても、食べてみたら意外とうまいと感じることもあるし、本当にダメだったら残してもいいのでは。でも一口も食べないのは、経験を積むうえであまりにももったいない。といった内容です。

海外に行けばもちろんそうなのでしょうが、食事面で好き嫌いの激しい子供も多く、もちろん鎌田塾の講師陣も「野菜がちょっと苦手です」という人もいました。

関西の方で、「納豆なんか食べられない」という先輩いましたが、大学のサークルでバーベキューをしたときに、納豆オムレツを作って、納豆ファンにしたこともあります。

要は経験なのだと思います。犬が好きか嫌いかでも、最初の段階で、犬と遊べたのか、それとも追いかけ回されたり、噛みつかれたりしたのかではその後の印象の差大きいと思います。

例えば野菜嫌いの講師は細かい事情は、細かくは聞いていませんが、学校給食で嫌な思い出があるのかもしれません。その印象を覆すのは本当にうまい野菜に出会うしかないと思います。

多くの学校の先生の間違った発言、思考として

「ご飯が食べられない人もいるのだから、残さず食べなさい」とか

「野菜を作った農家の方々に失礼でしょ」とか

「栄養があるのだから食べなきゃだめよ」などがあります。

一定の説得力はありますし、それで食べ始める生徒もいるでしょう。でも根本的に間違っていると思います。

海外に栄養が不足している人がいようと、農家の方々の苦労があろうと、栄養があろうがなかろうが、嫌い苦いという感情、印象には子供は逆らえません。

大事なのは本当にうまいピーマンやニンジンを食べたことがあるのか。とれたてだったり、自分で収穫してその場で食べたりする経験をすることで、激的に野菜好きになると思います。栄養があるから食べるのではなく、好きだから、うまいから食べるの方向にシフトした方がいいと思います。

その野菜嫌いの講師も、野菜が本当にうまい店に連れてったら、おいしいと言ってバクバク食べていました。

勉強もそうですね。生徒は楽しいから勉強する。講師は勉強の楽しさを伝える。こういったことが大事で、子供たちは自分の好きなことには集中してくれるので、鎌田塾が目指す方向性はこういったことなのかと思います。

生徒が自ら進んで勉強するようになる塾をお探しなら府中個別学習会までご連絡ください。



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