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その業界を廃らせるのはガチ勢2024.05.08


今日の新規入塾面談でも勉強が苦手な生徒に出会いました。これまでも学習塾に2件ほどお世話になったそうです。映像授業の塾と個別指導の塾です。

映像授業の塾では、ブースで映像授業を見せられ、映像を見たら確認テストをして、合格点なら次の映像へ、不合格ならまた同じ映像を見るというシステムだそうです。教室長からの解説はなく、ただただ映像を見続けるのだそうです。

個別指導の塾は教材が一種類しかなく、それ以外の教材は一切認められないそうです。学校のワークの質問もダメだそうです。偏差値30の生徒と70の生徒が同じ教材を使って勉強している摩訶不思議な塾だそうです。

その生徒の通っている中学校は相当内申基準が辛く、実技科目は100点取っても5がつかないことがあり、5がつくのはその先生が顧問をやっている部活の部員のみだそうです。

 

この3つのエピソードに共通しているのは、勉強が嫌いになっていく要素がたくさんあるということです。

ただただ映像を見ろというのでは、生徒に反省点や注意点が与えられず、目標もなく映像を見続けるということで、メモを取ったり、反復練習もないので、成長の実感は得られません。

みんなが同じ教材を使っていいのは学校だけです。公立中学なので、そうするしかありません。仮にも私企業で個別指導なら、少なくともその生徒の希望に沿うような恰好は欲しいものです。

もちろん依怙贔屓は言語道断です。ましてや教員の立場なら、もう少し綺麗ごとを並べてほしいです。その科目が好きで、その科目のすばらしさを子供たちに伝えたいと思うのなら、その科目が好きになってもらえるように振舞うべきでしょう。あからさまに身内に甘くしてしまったら

 

冒頭の「その業界を廃らせるのはガチ勢」という言葉も、伊集院光氏の言葉だったと記憶していますが、どうしてもWBCやワールドカップなどが話題になると、「古株とビギナー」の戦いが散見されます。ガチ勢とにわかと言い換えてもいいかもしれません。古くはビギナーが「ベッカム様」というのを古株が鼻で笑ったり、今でいえばドジャースばかり追いかける報道に対して、古株は少しもやっとしたり。新参者がサッカー観戦に少し躊躇してしまうのは、「サポーター」の存在がちょっと怖いと感じる部分もあると思います。

このことを学校に置き換えるとどうでしょう。先生サイドはもちろんガチ勢です。その科目のエキスパートであり、生徒たちよりも知識も経験も豊富です。恐らく学生時代からその科目が得意でしたでしょうし、好きでもあったでしょう。教師になり、その科目のすばらしさを伝えたいはずですが、まったく勉強しない生徒がいたり、時には勉強自体を馬鹿にする生徒がいたりします。

なぜ、生徒が勉強しないのか、恐らく先生には理解できません。なぜなら、先生はガチ勢だから。にわかの気持ちは分かりません。あらゆるハードルを先生たちは軽々と越えてきたから、つまづく生徒の気持ちは分かりません。それではビギナーは勉強が嫌いになっていきます。

その科目の面白さ、攻略のアドバイス、その実力に合った対策、

そういう鎌田はどうなのか、鎌田は受験勉強を始めたときは偏差値30で、一年後に偏差値70になっていました。だからそれぞれのゾーンにいる生徒の気持ちは分かります。それぞれの生徒にアドバイスできます。それぞれのゾーンにあるハードルの超え方を知っています。興味のある方はご一報ください。



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