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志望校合格した後、生徒は何をしていますか。2022.02.20


都立高校の入試を明日に控え、大学入試もいよいよ大詰めのこの時期です。誇らしげに合格報告をしてくれる生徒もいれば、滑り止めでも引っかかってよかったという生徒、進学してすぐに勉強を始めて、もっと上の学校を目指すリベンジを誓う生徒、さまざまです。

でも、いつも不思議に思うのですが、どうして中学入試の塾、高校入試専門の塾、大学入試に特化した塾と住み分けているのでしょう。確かに必要とされるスキルは違うかもしれません。でも、デメリットも大きくないですか。

ドラマ化もされた「二月の○○」の原作内において、「塾の卒業生たちがその後、何をしているのか知らない」と語るシーンがありました。生徒は生徒で、講師たちは講師たちで忙しく、また、お互いにプライベートな連絡先は知らないし、調べる気にもならないということです。事情は分かりますが、私はちょっと寂しいです。

ありがた迷惑と感じられることを承知で、私は合格、進学後も引き続き塾に通うことを勧めます。「合格おめでとうございます。塾も卒業で」ではおかしくないですか。なぜなら、勉強するために進学するのであって、次のステップに進むのに何も準備しないのでは、あまりにも無責任すぎます。

例えば野球で、ドラフト一位で新規入団することが決まったとして、球団スタッフが何もアクションを起こさないことがあり得ますか。次のキャンプまでの食事と練習メニュー、時としてはオンラインで連絡のやり取りをするくらいはあるのでないでしょうか。

確かに合格を勝ち取り、気が抜けてしまうのも無理はありません。でもせっかく付けた勉強習慣を失うにはあまりにも惜しいです。ですので、週1回からでも塾を続けて、定期試験をしっかり頑張ることが大事だと思います。

この教室では、次の段階に進んでも半数以上の生徒が通塾を続けてくれます。それだけ満足してくれていると考えれば、大変ありがたいと思います。中学入試にうまくいっても半数は中1でも続けますし、同じように中学三年生から高校一年生に進んでも続けてくれます。高校三年生から大学一年生に進むときには講師としてスカウトします。ですので少なくともどこかに就職するまでは、私との関係が続くことが多いです。この最大のメリットは、生徒の特徴を長年にわたって、把握できるので、そのキャラクターに沿った指導がしやすいことです。もちろんそれによるデメリットも考えられますが、メリットの方がはるかに大きいと考えます。

 

ですので、「二月の○○」の様に何やっているか分からないといった寂しい思いはしないで済んでいます。

 



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