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次の次を考えること2025.05.20
前回、学校選びの話をしたので、類似した話を追記します。
とある元プロ野球選手のyoutubeチャンネルで、このようなお話がありました。
「プロ野球選手になるからには憧れでも夢でもない。仕事として野球をするということ。それならば、強い球団、好きな球団ではなく、弱い球団、自分を使ってくれそうな球団を選択するというのも選択肢としてはありなのではないかと思う。レギュラーにならなければ意味ないからね」
この言葉は奥が深いと思います。という鎌田もいつしか第一志望に合格することが目標になってしまい、合格を頂けた瞬間から勉強しなくなり、深海魚寸前までいったものの、友人に勉強の仕方を教わり、なんとか上位25%位まで復活できた苦い記憶があります。
確かに受験期に「合格できたら勉強しなくていいんだから」「合格できたら遊べるのだから今は頑張りな」など親からのNGな声かけは多数ありました。
考えてみたら、学校側も偏差値70の人間を集めて遊ばせるわけもなく、みっちり勉強させられました。いや、その表現は正確性を欠きます。勉強好きの人間が集まっているのだから、自然と勉強せざるを得ない環境になっている。という方がしっくりきます。
受験生の皆さんにはこの「次の次を考える」ことをおすすめします。そうしないと、合格と同時に遊び始めたり、燃え尽きてしまったりします。
「次の次」が明確なら、例えば高校で普段から勉強を頑張って指定校推薦とるんだ。とか、部活も頑張りたいけど、今まで身につけた学習習慣をなくしてしまったりするのももったいないから、合格したけど英語の勉強は進める。といったように、周りよりも先んじて動くことができます。
多くの塾は目先の合格にとらわれ、合格した後のことを考えていません。でも受験生にしてみれば、合格しようが不合格だろうが、人生の一部です。進学した先の学校生活を輝かせようと思うのなら、「次の次」を大人の側と一緒に考えていきたいものです。