府中の塾　府中個別学習塾　国語と勉強の仕方を大切にする塾

そういった子を多く見てきたと言うことで、絶対ではもちろんありませんし、スポーツに限らず、ゲームなど何か得意なことがある生徒も勉強において成績が伸びる傾向にあると思います。

そういった子たちの共通項は「国語が鍛えられている」ということです。相手に伝える力が優れているということだったり、仲間内でも感情的な言動はしないということです。

先日Eスポーツの実況を見る機会がありました。Eスポーツとはゲームの大会で、高校生部門もあり、その高校の多くが関西関東問わず、進学校の名門校がほとんどでした。その実況の中でプレイヤー同士の会話も聞かれるのですが、感情的な言葉や相手を侮辱する言葉は全くなく、建設的なアドバイスだったり、励ましたり、感謝する言葉が多く聞かれ、少し感動してしまいました。

また、多くの部活の強豪校は「部活ノート」を作っており、昨日までの課題、今日できるようになったこと、意識したこと、明日からの課題を書き記し、明確にしていきます。これも日記みたいなものですし、多くの場合コーチや監督も目を通すので、わかりやすく書かなくてはいけないので、国語力が鍛えられます。

チーム競技の場合は更にで、先輩への質問、チームメイトとのコミュニケーション、後輩へのアドバイス、すべてにおいて国語力です。意思疎通ができなければチーム競技は致命傷ですし、常にどうやったら伝わるのか、わかりやすくなるのかを考えていることでしょう。

以上のことから、受験のみに限らず、「国語力」は今後生きていくためにも大切なもので、なかなかすぐに効果が出るものではありませんが、だからといって放っておいていいものではありません。たとえスポーツをやっていなくても、ゲームが下手でも国語力は鍛えられます。

これは次回に回します。