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なぜ鎌田はテストの解答用紙のみならず、問題用紙も回収しようとするのか②2025.06.14
前回の続きからです。できれば、保護者の方々も参考にしてほしいです。テストの点数のみで評価をされると、生徒の側はシンドクなっていきます。
また、次回のテストの向けての対策もとりづらくなります。
「次は頑張る」
みたいな発言になってしまい、具体的に何を頑張るのか曖昧になり、結局何の解決策にもなっていないと思います。そこはおそらく保護者の方々も何をどうすればいいのか分からないし、テストの出題範囲に関しても、過去にはやったんだろうけど、もちろん忘れているし、自分はこうやって成績は上がったけど、今の子たちはどうやっているんだろうと特効薬的な解決策はなかなか保護者の方々の側も答えを持っていないことが多いです。
結論的なことになってしまったのですが、テスト用紙の回収したときのチェックポイント。
①もちろん点数。平均点との差も含めて、目標には達したか。達するためにはどこの問題をできるようにすれば良かったのか。
これは過去問演習や模試の直しでも意識してほしいのですが、目標に何点足らなくて、どうやったら目標に達したかを考えてほしいです。計算ミスが何問あったのか、漢字で何点落としたのか。ココの問題は読み間違えたとか。いわゆるケアレスミスがあったのか無かったのかはチェックしてほしいです。
②どこでどのように間違えたのか。授業中、注意したことは実行されているのか
ケアレスミス以外の話です。例えば授業中「図を書きなさい、途中式は省かない、筆算を怠らない」と言っていても、なかなか実行してくれません。時間が無い、大丈夫だと思った、忘れていた。
授業中のアドバイスを本番で実行しなければ、もちろん成長はありません。授業中のパフォーマンス以上のことはテスト中はできないので、授業を通じて基本を守る大切さを説いていくしかありません。
③先生のクセ。問題数。難易度。
先生のクセ、見破るの楽しくないですか。スポーツを結構一生懸命やっていた副産物だと思うのですが鎌田は結構得意だと自負しています。問題を見て、問題作成者はこういうことを言わせたいんだなとか、こういう方向に意識を持って行かせたいんだなとか。
よく、
「問題を作る先生は毎回違います。」
という話を耳にしますが、最終的にGOサインを出す先生がいるわけで、全体としての流れはあまり変わりません。違っていたとしても違っていたとしても重点項目が大幅に変わることもないわけで、結果クセがなくなり、より先読みがしやすくなるともいえます。
また、問題数
数学の試験の問題数には驚いてしまいます。解くスピードのない、途中式をキッチリ書く鎌田ではおそらく最後までいかないでしょう。こういう場合、最後まで言ってケアレスミスを何個もやらかすより、むしろ最後の問いは捨てて正解率を上げていって方がうまくいくことが多いです。「最後までいって偉いね」ではなく「もっと正解率を上げていこう」でお願いします。
難易度に関してですが、おそらく個人レベルで判断するのは難しいでしょう。この問いが例題レベルなのか発展問題レベルなのかはなかなか初見では難しいです。最初の方の問題だから簡単、最後の問題だから難しいとも言い切れません。ここは、学習塾にお任せするしかないかもしれません。
本気で生徒に向き合っている塾、それは、府中個別学習会です。