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結果主義と経過主義④2019.09.16


今日は経過主義を踏まえつつ、府中個別学習会の考え方を案内します。

今回の文章を打ち込みながら、私は飲食店時代、社長から「無いモノを数えるのではなく、有るモノを数えなさい」と言われたことを思い出しました。

私が店長になり、研修のようなお試しのような店舗を経験し、その後、主に売り上げ不振店を任されるようになりました。店長である以上、大型店でガンガン売り上げを伸ばしていく事にも憧れていましたが、持ち前の明るさ(何にも考えていないだけ、もしくはあまり危機感がない)からか、売り上げ不振店の立て直しをやっていました。そしてある日、社長がお店の視察にやってきて、目標達成が厳しいお店の現状から不機嫌そうな表情になってしまっている私に対して、社長はその言葉をかけました。

「どうやら、このお店の状況と、鎌田の表情から察するに、鎌田は今ここに無いモノを数えてしまっていると思う。それはあと何人お客様が来てくれないと・・・と思ったり、調理マニュアルをなかなか覚えてくれないアルバイトさんだったり、元気のないホールのアルバイトさんだったり。無いモノを数えたらキリがないだろう。でもそこから今有るモノに目を移しなさい。そんな中でも来てくれるお客様であったり、それでも協力してくれるアルバイトさんだったり、今日改善できた項目だったり。そうすれば笑顔になれるし、頑張ろうっていう気になれる。」

売り上げ目標にばかり気を取られないで、一つずつ改善していきなさい。そう言われた気がしました。

売り上げ目標に対して、今月は達成できそうかどうかを気にするのが結果主義です。今月改善していくのはココです、その結果売り上げはこうなりました。というのが経過主義です。少々乱暴ですがこのように説明することもできます。

その時の私は、当然理想とする店舗の形があり、それに対して現状はこれができていない、あれができていないという負の面に気を取られ、シンドイ状態でした。確かに何か改善していけば理想には近づくのですが、そうするとまた新たな改善点が出てきて、本当に理想に近づいているのか分からなくなってしまいます。ましてや月末、「今月の達成は無理だな」と思うと、あからさまにやる気がなくなったりしました。それよりも、「昨日のお店よりも今日のお店の方がよりよくなっている」そう思えるように、今日改善するべきことを一つずつ潰していく方がやることが明確なので、気が楽になりましたし、月末に気を抜くこともなくなりました。

 

このような経験から、府中個別学習会では経過主義を重視しています。毎回の授業で生徒ごとに「個別ノート」を作成し、できなかったことや、できるようになったことを記入していますし、もちろん定期テストで目標点数を設定しますが、それよりも、テスト勉強で力を入れたところがきちんとできているかとか、間違えてしまったところは、次はどのようにして点数につなげるかなどを話し合います。

確かに時間はかかりますが、その分生徒の次の行動が明確になるので、結果としてレベルアップのスピードは速まります。

 

また、受験に関しても、同様な対応をすると、たとえ第一志望校のレベルがクリアーしていても、生徒のライバルは昨日の自分なので、判定関係なしに次やるべきことが出てきます。日々やることが明確で、細かいチェックも入るので、手を抜くことはあり得ません。結果毎日成長していきます。

 

結果として、生徒の利益を第一に考えれば、経過主義の方がいいのかなと、今の自分は考えます。