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ゲームには「熱中するしかけ」がある2019.09.18


学生の頃読んだ本の中に、

「ドラクエⅠ」の開発者が、ゲームスタート地点をどこにするか、相当迷った。という記事を見た記憶があります。開発当初は「お城と街の中間地点」からスタートで、RPG初心者はいきなり敵と戦ってしまうことが多発したとのこと。そこで、スタート地点を王様の正面からにして、外に出る扉に鍵をかけて、必ず王様と会話するようにして、強制的なチュートリアルを展開したのだそうです。

ココでのポイントは、ゲームをやる人の技量に頼らないゲーム作りをしなければならないということだと思います。当然「今回がRPG初めて」という人もいるだろうし、その人にも「面白かった」と思ってもらわなければ次はありません。

しかしながら「勉強の世界」にはこの感覚はありません。「イージーモード・ハードモード」の選択もありません。良くも悪くも、ある意味みんな平等で求められるレベルは一緒です。ですので、レベル1の受験生がいきなり中ボスと戦うなんてこともあり得てしまうわけで、そうなるとプレイヤーの心は簡単に折れてしまいます。

これが「勉強はきつい」と思われる要因です。自分よりもはるかに上の敵と戦い続けるので面白みが分からないのです。

ですので自分のレベルに合った問題、問題集を選ばなくてはいけないのですが、これもまた難しいのです。それは自分のプライドが邪魔をするからです。

中学三年生の生徒が、「自分のレベルに合った問題集をしよう」と小学5年生の算数の問題集を買えますか。多分無理でしょう。でも割合の文章題、特に食塩水とか速さとか分からないのならそこまで戻る必要があります。

問題集をやって8割くらいの正解率が一番心地よいかもしれません。9割以上の正解率なら、間違え方にもよりますが、十分に理解している単元と考えていいでしょう。6割以下の正解率なら、例題に戻って解き方や公式をきちんと理解しましょう。

その力加減はとても難しいので、個人の力でやろうとするのは結構難しいと思います。