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緊急事態宣言中 福岡県の例2020.05.18


東京都ではようやく緊急事態宣言解除の基準が示され、出口戦略も見えてきました。

国の基準は緊急事態宣言解除、都の基準は休業要請に関するもので、少し数値に差はあるものの、実際に数値にしてもらえれば、「このくらい頑張ればいいんだ」という目標が明確になるので、もう少し我慢ができると思います。

 

14日に緊急事態宣言解除と一部休業要請の解除をした福岡県では、学校の再開についても言及しています。

学校は21日に再開し、最初の一週間は、学年ごとの分散登校。

28日以降はクラスを2班に分け、一日おきの登校にする。登校しない班は自宅学習。

授業時間は10分短縮し、最大7時間目まである。

土曜日は隔週で授業あり。

夏休みは2週間に短縮。

国語、数学を優先し、他の科目は翌学年以降に持ち越すことも可能。

冬休みの短縮、プールの授業の中止も検討中。

 

ざっくりとこのような対策を打ち出しています。

おそらく東京都もこれに近い感じで再開するものと思われます。

 

いや、一部私立高校では、8時間目まで授業するところもあるようですし。他県に遅れて学校を再開することになるので、より強力な対策になるかもしれません。

授業を長時間行うことで学校の先生の労働問題、生徒の間を2メートル以上離せるのかという学校の設備の問題、授業がハイスピード化することでの授業についていけない問題、学校がクラスター化したときの対処の問題、登下校の中で密にならないか問題・・・・・・

とても多くの論点があり、ちょっと問題ありだけど、これ以上引き延ばすこともできないし、前代未聞の事態だから、みんなで少しずつ協力しなくちゃいけないとも思います。

 

しかしながらこれだけは言えます。学力は間違いなく二極化していきます。この空白の3か月間で多くの生徒の学力は低下しています。忘れてしまっていることも多く、学校が再開しても先走った授業が展開されれば、ますます落ちこぼれていく割合は多くなります。これではコロナで命を失わなかったとしても、違う意味で人生を失ってしまうかもしれません。

 

この情勢の中、ひょっとしたら多くの学生たちが「人の役に立ちたい」と漠然とではありますが、思いを強くしているかもしれません。

医者になって困っている人を助けたい。

新薬を作って、世界中に配りたい。

科学者になって、安全な医療を届けたい。

進路を決める時、人生経験が大きく作用するのはよくあることだと思います。

今回の経験が生徒たちの夢の内容に大きな影響を与えると思います。できればいい方向に向かってほしいです。

そうであれば、その夢をより大きく実現するために、勉強で遅れをとっている場合ではありません。

高校受験、大学受験も確かに大切ですが、夢の実現のために、今のうちから準備しておきましょう。



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