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勉強しているけど、伸びないあなたへ2020.08.06


前回の内容の少し捕捉になります。

入塾前の面談で、「勉強はしているけれど、いまいち伸びない」という生徒がたまにいます。

話を聞けば、平日は3時間以上、休日は8時間以上勉強しているのに、なかなか結果が出ない。どうしたらいいのでしょう。という内容です。結構ざっくりとですが、こういったお悩みを持っている生徒は多いのではないでしょうか。

こういった相談にはいろいろなケースがあるので即答はできませんが、例えばなしとして、勉強の仕方が浅いとか、暗記の仕方がまずいとか、具体的なスケジュール感を持っていないとか探りを入れますが、実は恐らくその全部だと思います。

でも、その一番の根本原因を探り、手を打つことが大切です。「勉強している」と自己肯定できるくらい頑張っているのは素晴らしいことなのですが、早急に手を打たなければ焼き切れてしまいます。

「自分はやってもダメなんだ」「センスないんだ」と思ってしまってはもったいないです。

 

結果が出ないのはなぜなのか

例えば勉強のやりはじめなどは、「英単語帳を覚えました」と言っても英単語だけを聞く問題はほとんど出ないので、点数に跳ね返りません。

でも、それは無駄ではありません。英単語を覚えなければ、長文を読みこなすことは困難だからです。勉強の第一歩は踏み出していますが、模試の問題のレベルに達していないだけです。

 

英単語、英文法、英文解釈、長文演習が終わったとしても、点数が伸びないこともあります。

それは、時間配分を誤ったり、長文を前から読み下す訓練を怠ったり。つまりスピードアップや実践を意識して勉強ができていないときです。これも、自分の弱点が分かっていれば、そこを改善するだけです。

 

上級者でもスランプに陥るときがあります。

これは精神面が起因していることも多いですが、忘れていることがあったり、どうしてもケアレスミスがついて回ったりすることもあります。

 

ここで大事なことは、何も無駄なことはないし、センスは必要ないということです。単語を一生懸命覚えることも大事です。たとえ点数に跳ね返らなかったとしてもです。

例えば英語長文の中で意味の分からない単語がないかチェックしてください。前回、全くわからなかった文章が、単語の意味は取れるようになっただけでも成長です。

例えば数学で、問題文の意味すら分からなかったものが、この手順で解くんだと分かった。でも計算ミスをしてしまった。同じミスでも質が全然違います。

 

そういった内容が、ミスするにしてもその意味するところが違うのに、どうしても点数ばかりに気を取られ、凹んでしまう。もったいないと思います。あなたの頑張った証は注意してみれば必ずあるのに、それを認識できていない。

でも、それは誰かに気づいてもらわなければいけないのかもしれません。学校の先生では普段の業務の忙しさでそこまで手が回らないでしょう。ご両親では勉強を頑張った時期が、もう20年以上前でしょうから、分かりやすい点数や偏差値で評価してしまいがちです。

ですので、こういったお悩みをお持ちでしたら、しっかりとノートチェックまでする当教室で一緒に頑張っていきましょう。



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