府中の塾　府中個別学習塾　国語と勉強の仕方を大切にする塾

期末試験も終わり、結果が返って来ている頃かと思います。

当教室もそうで、うまくいって5教科100点以上上げた生徒もいれば、一部現状維持、もしくは「自分一人で勉強やってみる」と言って、返り討ちに合った生徒もいます。

生徒それぞれに考えがあり、それを実行に移した結果なので、点数自体にどうのこうの言うつもりはありません。

でも、そこに至るまでのプロセスは検証しなくてはいけません。

 

大切なことは点数ではなく、ミスした内容です。どこでどう間違ったのか。どうして間違ったのか。対策した範囲内なのか、それとも勉強していないところから出たのか。次に同じような間違いをしないためにはどのような対策をするのか。

しっかりと考えなくてはいけないのですが、これを訓練なしに個人で行うことはだいぶ困難だと思います。

 

定期テストだけでなく、受験生に至っては模試の見直しでも同じことが言えます。

数学の問題にしても、問題文を読み間違えたのか、公式をうまく使えなかったのか、計算ミスをしたのか、などなど。

英語の場合であれば、文法がまだ不十分なのか、英単語が足らないのか、時間配分がいまいちだったのか、などなど。

こういったことが分析できなければ、正確に次の一手を打つことは不可能です。

 

効率よく勉強していくということはこういうことです。正確な現状分析ができていなければ、がむしゃらにトンネルを掘っているようなもので、いくら時間をかけたとしても、たとえ早く掘り終えたとしても、予定していた場所以外に出てしまい、全くの徒労に終わる可能性があります。そういった可能性の中で、集中して勉強できますか。モチベーションを保てますか。

現状分析をし、対策をし、実行して始めて成長を実感できるのだと思います。充実した夏休みを過ごしたいのなら、まずは現状分析から始めましょう。もしも、やり方が分からないのなら、ご相談ください。