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私が飲食店の店長時代22歳～30歳くらいまでと、現在の私で大きく変わったことの一つと言えば、めっきり断言しなくなったことです。

 

店長時代の私は、

絶対にこの目標をクリアーするんだ。

今週の徹底事項はこれだから、みんな守るように。

どんな状況であろうと料理は10分以内に提供するんだ。

 

と結構強めの表現を使って、従業員たちに指示出しをしていました。精神論も多かったと思います。

自分の言葉に説得力を持たせるために、断言調の言葉遣いも多かったです。

その時は店舗を盛り上げていく立場、今は生徒を教育していく立場と違う面もありますが、こういった断言する人には気を付けた方が良いと思います。

 

確かに物事に対して断言をしていった方が物事が分かりやすくなりますし、決断力がある人物に見えるかもしれませんが、もしもそこからこぼれ落ちたときに

「ついてこれなかったアイツが悪い」

のような風潮になってしまいます。

 

店長時代の私に対して、今の私が言える事があるとすれば、

「断言できるのは、視野が狭いか、うまくいかない可能性を考えていないか、頭が悪いかのいずれかだよ」

 

視野が狭ければ、私の言葉を実行に移し、うまくいかず苦しんでいる従業員の姿を見ずに済みますし、

うまくいかない可能性を考えられれば、従業員の動きをしっかり観察し、それぞれにアドバイスをし、よりよい方法を模索するでしょうし、

上司の言うことをうのみにするような頭の悪さなら、どんな支持も受け入れてしまうでしょう。

 

かといって慎重になりすぎて、行動に移せないのはもっと悪いことなので、とりあえず行動しながら、改善するべきところは改善しなければなりません。それは従業員の行動はもちろん、私自身についてでもあります。であれば断言もできないはずです。

観察し、一緒に考えて、提案する。このとこは教育にも言えることだと思い、教育業界に飛び込んだのですが、これは大教室ではできないことです。いっぺんに見れるのはせいぜい5人まで。ですので、個別指導の形を取り、生徒一人一人に向き合っていこうと思いました。

面倒見の良さと言うと、自画自賛が過ぎるかもしれませんが、日々改善し、よりよくしていきたいと思っています。

もしも興味を持たれたのなら、府中個別学習会までご連絡ください。。